日本ハム・大谷大荒れ初黒星、今季初登板で2回途中4失点 

 「オリックス6-3日本ハム」(12日、京セラドーム大阪)

 今季1軍初マウンドで納得できる結果を残せなかった。日本ハム・大谷が1回1/3を2安打3四球の4失点で初黒星。「やろうとしていたことは全然できなかった。課題が残る内容。修正していかないと」と反省が口を突いた。

 完治していない左太もも裏の状態を考慮され、30球程度の球数制限が設けられた中、制球が荒れに荒れた。二回1死から小谷野に四球。マレーロ、T-岡田に安打を許して満塁。大城にはストレートの押し出し四球を与え、栗山監督が交代を告げた。右腕は天井を見上げながらベンチへ戻った。

 簡単に抑えられないと覚悟していた。投げ込み不足。春季キャンプ前の右足首痛に始まり、4月8日には左太もも裏を痛めて離脱。栗山監督は「想定内。最低限、順調に進んでいる」と前向きに話したが、大谷は「もっと数を投げていかないといけない。キャンプから全く投げてないので」と課題を明かした。

 ただ、視察に訪れたヤンキース、ドジャース、レッドソックスなどのメジャー関係者は称賛の声を送った。最速158キロをマークした速球にヤンキースのトゥワンブリー・プロスカウトは「スピードが出ていたのは安心した。メジャー全球団が大谷を楽しみにしている」と完全復活を遂げるための第一歩を歓迎した。

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