巨人・田口、7回無失点も本音チラリ「余力あった」 ハーラートップタイ7勝目

 「広島0-3巨人」(4日、マツダスタジアム)

 巨人先発・田口が広島の強力打線を7回4安打無失点に封じ、ハーラートップに並ぶ7勝目を挙げた。

 初回、先頭の田中に二塁打を浴びるなど1死三塁のピンチを招いたが、丸、鈴木を抑えた。2点の援護を得た直後の六回には無死一、三塁と走者を背負ったが、ここでも菊池、丸を封じ込み、無失点で切り抜けた。

 七回まで92球と今季3度目の完封も視界に入ってきたが、八回2死一、二塁で打席が巡り、代打・亀井を告げられた。

 今季1勝10敗と圧倒されている広島に、意地の1勝。田口は試合後、「何度もピンチがあったんですけど、何とか抑えることができ、0点に抑えることができたのでよかったです」と笑顔を見せた。

 強打の広島打線を相手に心掛けたことを問われ、「ランナーを背負ってからいかに冷静になれるか。とにかく長打警戒で低目に意識して投げました」と振り返った。

 92球と余力を残しながら、代打を送られて降板となったが、「チームの方針ですし…。(そのまま)打ちたかったですけど、次のピッチャーにつなげることができてよかったです。余力?あったと思います」と本音もチラリ。

 7回0封で、防御率1位の座はキープ。勝ち星も同僚の菅野、阪神・メッセンジャーらに並びトップとなったが、「野手の方や、(捕手の小林)誠司さんにも助けてもらっているの、何とかお返しできるように次もやっていけたらと思います」と謙虚に語っていた。

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