日本ハム大谷、7月に「投手」復帰も 代打準備も出番なく…自力V消滅

 「日本ハム1-2楽天」(24日、札幌ドーム)

 延長十回2死一、二塁。代打矢野の打席で、ネクストバッターズサークルに日本ハム・大谷翔平投手(22)が現れると、スタンドから大歓声が湧き起こった。しかし、矢野は空振り三振。十一回に勝ち越され、出番なしで敗れた。

 最終兵器を使えず、66試合目で自力Vが消滅。栗山監督は「フォアボールでつながったら(大谷に打順が回る)可能性もあったけどね。楽しみだったけどねえ」と残念そうに振り返った。

 ベンチスタートとなった大谷。代打に備え、ベンチ裏で準備していた。左太もも裏の状態を考慮し、走る負担のかからない「一打勝ち越し」の場面での起用が検討されていた。大谷は「準備はしていました。出れるんだったら出たいし、打てるんだったら打ちたかった」と淡々と語った。

 この日は13日に投球練習再開後、初めて札幌ドームのブルペンで40球投じた。「90%ぐらいの感じ。足の影響は感じられない」と栗山監督。打者としての出場はタイミング次第だが、投手としてもこの状態なら7月中の登板もありそうだ。

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