ヤクルト・山田、先制3ラン含む4打点「気持ちで入れた」

 「交流戦、ヤクルト5-0日本ハム」(17日、神宮球場)

 神宮の大歓声が若武者のバットを後押しした。ヤクルト・山田が先制の8号3ランとダメ押し犠飛で今季初の4打点。不調が続くトリプルスリー男に笑顔が戻った。

 0-0の三回2死一、二塁。メンドーサの初球を弾丸ライナーで左翼席最前列に運んだ。11試合ぶりの一発に「ギリギリかなと思ったけど、気持ちで入れました」。4点リードの七回には左犠飛で1点を追加した。

 「今まで練習すれば修正できたけれど、今年は固まらない。ルーティンを変える必要があるのかも」と前カードから杉村打撃コーチと恒例のティー打撃だけでなく、スローボールでの特打を敢行。新たな取り組みで結果を出した。

 打率・215は規定打席到達者の中でリーグワースト。今季2度目の4連勝を飾ったチームの流れにも乗って、不振からの完全脱却を図る。

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