ヤクルト・山田、得意交流戦で復活だ 昨季は8本塁打、21打点

 “交流戦男”が得意の舞台で完全復活する。ヤクルト・山田哲人内野手(24)が29日、30日のオリックス戦(京セラドーム)へ向け大阪入り。交流戦で浮上のきっかけをつかみチームを上昇へ導く。

 14年には打率・378で最年少首位打者、16年は同一シーズン全球団本塁打をマークするなど、パ・リーグ球団との対戦で好成績を残してきた。「慣れてない相手。初対戦も多いので難しい」と言うが、昨季は「ありのままで、自由にのびのびできた」と交流戦だけで8本塁打、21打点と猛打を発揮した。

 今季は「去年と状態が全く違う」とここまで打率・241、5本塁打とまだ本調子ではない。「自分のスイングをするしかない。何も考えず、のびのび野球がしたい」と無心で臨み、本来の自分を取り戻す。

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