ロッテ・石川が“7度目の正直”で今季初勝利 6連敗からの白星に「迷惑かけた」
「交流戦、DeNA1-8ロッテ」(13日、横浜スタジアム)
ロッテ・石川歩投手が、7回1失点で今季7度目の先発で初勝利を挙げた。4月4日、日本ハム戦の今季初登板から6連敗を喫していたが、やっと白星をつかんだ。
初回に打線に1点の援護をもらった石川は、DeNA打線を相手に四回まで毎回安打を許しながらも要所を締めて得点を許さず、我慢の投球。
六回に打線が2死満塁の好機をつくり、ここで女房役の田村が走者一掃となる右越えの適時二塁打を放つなど、石川にとって大きな5点を奪った。
石川はその直後の七回、DeNA打線に倉本に適時二塁打を浴びて、1点を失ったが7回を最少失点に抑え、長い長いトンネルから抜け出した。
9三振を奪って今季初勝利の右腕は、「いままで迷惑をかけてすいませんでした。打ってくれた野手、そして田村に感謝しています。先頭だけは切ろうと思って投げました。久しぶりに気持ちいいです」と安どの表情を見せていた。
DeNAも先発の左腕、石田が5回を1失点と好投も、湿り気味の打線は、七回の倉本の適時打で22イニングぶりの得点を奪うのがやっとだった。