東北福祉大は初戦敗退 元西武・大塚監督「リーグを勝っただけではダメ」

 「全日本大学野球選手権・1回戦、四国学院大1-0東北福祉大」(6日、神宮球場)

 2度の優勝を誇る東北福祉大が完封負けし、初戦で姿を消した。

 初回に2死一、三塁の先制機を逃すと、その後は三塁を踏めず。八回1死二塁の好機も生かせず、5安打に封じられた。七回の守りでは、内野安打にダブルエラーが絡み、左犠飛で決勝点を奪われた。

 15年7月に就任した元西武の大塚光二監督は「サラッとやるというか…戦える選手にしていかないといけない」と、必死さが見えなかったナインの姿勢に苦言。選手としてチームの黄金期を知る指揮官は「仙台六大学リーグを勝っただけではダメ。ウチには全国優勝しかない。秋は全く別のチームにするかもしれない」と、唇をかみ締めた。

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