楽天・則本、12三振で日本新の7戦連続2桁奪三振「疲れた」

7試合連続10奪三振を達成しボードを掲げる則本
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 「交流戦、楽天3-2巨人」(1日、Koboパーク宮城)

 楽天の則本昂大投手(26)が8回を投げ、12三振を奪い、プロ野球新記録となる7試合連続2桁奪三振を達成した。

 則本は二回2死、小林からこの日初めての三振を奪うと、ここから5者連続三振。八回にも坂本、マギー、阿部の巨人のクリーンアップから3者三振を奪う圧巻の投球で、野茂英雄の記録を超える快挙を成し遂げた。

 則本は試合後、「10個目はどんな気持ちで?」の問いかけに、「ファンの皆さんの声援のおかげで力がわいてきて三振が取れました」と球場に詰めかけたファンに感謝するとともに「疲れました」と本音ももらした。

 新記録へ王手をかけて上がった八回のマウンドで3者連続三振を奪った場面については「2桁まであとひとつと分かっていたので、意識はありましたけど、1点差だったので先頭を出さないように考えました」と振り返り、「坂本さんを三振取ったところで、声援がすごかったので、何とかあと2つ取ってやろうと思ってました」と語った。

 村田に2ランを浴び、先制を許したが、その後は調子を上げ、巨人打線をほんろう。「村田さんにホームランを打たれて悔しかったが、コーチから『何とか辛抱強く投げてくれ』と言われたので、逆転してくれるまで踏ん張ろうと思いました」と129球の熱投を振り返っていた。

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