ヤクルト今季初4連勝 小川、粘投で自身4連勝

 「ヤクルト8-3阪神」(20日、神宮球場)

 粘りの投球だった。ヤクルト・小川が6回1/3を3失点。自身の連勝を4に伸ばし、チームを今季初の4連勝と2カード連続の勝ち越しに導いてみせた。

 立ち上がりから「調子は良くなかった」と二回に先制を許した。それでも中盤から基本に立ち返り低めに制球。「(三回に)野手が早い段階で点を取ってくれたので楽に投げられた」と感謝した。五回は「狙ってイメージ通りだった」と外角低めの直球で高山を見逃し三振に斬った。

 七回に連打を浴びるなどし、1死満塁のピンチを招いて降板。それでも、これで奪三振数はリーグ2位の54。真中監督も「粘りながら試合を作ってくれた」と称えた。燕軍団が上昇気流に乗った。

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