DeNAラミレス監督、藤浪攻略に自信 キーマンは桑原 序盤から速攻

 今度こそ天敵粉砕だ!DeNAのアレックス・ラミレス監督(42)は13日、8連敗中と苦手の阪神・藤浪の攻略に自信を示した。中軸が好調な中で、1番打者の桑原将志外野手(23)をキーマンに挙げ、序盤からの速攻で右腕を打ち砕くつもりだ。

 この日は雨天中止となったが、14日も藤浪がスライド登板。その右腕に対しては14年4月8日以来、約3年間勝っていない。それだけに「必ず打ち崩す日が来る。早い段階で打ち崩したい」と指揮官の言葉に力がこもる。

 今季も2戦2敗だが「今、2番から5番はいい数字を残している。以前に比べれば打線はいい」とラミレス監督。特にロペス、筒香、宮崎の中軸は今季の藤浪に対して3割以上の打率を残している。

 だからこそ必要なのが桑原の奮起。「桑原が塁に出れば得点の確率が高くなる」と藤浪の不安定な立ち上がりを攻めたい考えだ。桑原も「甘い球を一発で仕留めたい」と気合十分。天敵を攻略し、上位を脅かす勢いを得る。

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