西武おかわり清原に並んだ915打点「清原さんは移籍している…」

 「西武7-1楽天」(5日、メットライフドーム)

 本塁打王6度の強打者が、代名詞の豪快弾で球団史に再び名前を刻んだ。四回無死三塁。西武・中村剛也内野手(33)は釜田の甘いカーブを見逃さなかった。左翼席で弾んだのは先制の8号2ラン。これで通算915打点として、清原和博が持つ球団記録に並んだ。

 「芯で打てました。たまには、ああやって打ちます」。昨季は清原が持っていた329本塁打の球団記録を更新。「清原さんは移籍している。自分は特に…」とこだわらないが、西武黄金時代を築いた大砲に肩を並べる活躍を続けている。

 25打点はリーグトップ。開幕前に目標に掲げた通算1000打点も十分に射程圏内だ。「まだまだ一つでも多く伸ばしたい」。強力な西武打線の大黒柱が、こどもの日に存在感を際立たせた。

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