浦和学院が昨夏敗れた市川越に雪辱果たして決勝へ、森監督「大きな一歩」

 「春季高校野球埼玉大会・準決勝、浦和学院4-1市川越」(5日、大宮公園野球場)

 快勝した浦和学院が決勝に進出し、5年連続となる春季関東大会出場を決めた。

 三回に4番・蛭間拓哉外野手(2年)の中前適時打で先制。五回にも蛭間の右前適時打などで3点を加え、昨夏敗れた市川越のエース左腕・メンディスを攻略した。

 投手陣も、先発した近野佑樹投手(2年)が6回3安打無失点の好投。七回から登板した佐野涼弥投手(2年)も、3回3安打1失点、5奪三振で試合を締めた。

 森士(おさむ)監督は「選手は昨年負けているチームに対しての思いを持って準備していた。そこは評価したい。2試合続けて抑えられなかったのは、大きな一歩」と満足げ。決勝に向けて「厳しい試合になるのは否めないが、夏まであと2カ月。どのぐらいできるか試したい」と、抱負を語った。

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