ロッテ、ミスにつけ込み逆転も…ミスから同点にされてドロー

 「西武2-2ロッテ」(28日、メットライフドーム)

 どうしても勝ちきれなかった。延長十二回のドロー劇。それでもロッテ・伊東監督は「だいぶアウトの内容も変わってきた。負けなかったことだけがよかった」と振り返った。

 六回1死一、二塁から荻野の適時二塁打、さらに敵失につけ込んで逆転した。だが、それも一瞬だ。その裏、平沢の失策から無死一、三塁となり、外崎の三ゴロをダフィーが本塁でのアウトを狙わずに二塁へ送球。アッという間に同点だ。

 「本塁に合わせていたのに。いただけないプレーでした」と伊東監督。七回以降は1安打で二塁も踏めなかった。終わってみれば安打は「4」で、失策数は「5」だった。

 「負けていません。粘りが出てきた。もう少しです」。決して“徒労劇”ではない。指揮官が力を込めた。

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