ロッテが連敗を5で止める 好投の唐川が初勝利 オリックスは5連勝でストップ

力投するロッテ・唐川侑己=ZOZOマリン(撮影・金田祐二)
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 「ロッテ2-0オリックス」(23日、ZOZOマリンスタジアム)

 ロッテが先発・唐川の好投で連敗を5で止めた。唐川は8回4安打無失点で今季初勝利。九回を締めた益田が5セーブ。

 一方、オリックスは打線が散発4安打無得点で、8回5安打2失点と好投の山岡を援護できず。今季初の完封負けを喫し、連勝は5でストップした。

 4度目の先発で今季初勝利をつかんだ唐川は「開幕して迷惑しかかけていないので、きょうダメなら2軍だなと気合いを入れて投げました。球は良かったので、きょうはいろんなところがうまくいったなと思う。次回も1週間準備して頑張ります」と振り返っていた。

 ロッテの先発は開幕から3連敗中の唐川、オリックスは新人の山岡。

 13日の同カード(京セラドーム)で、プロ初登板初先発の山岡の前にロッテは6回を被安打3で無得点。だが、七回に同日に昇格した細谷の1号3ランで逆転勝ちしている。

 先取点はロッテ。三回、先頭のダフィーが左中間フェンス直撃の二塁打で出塁すると、昨年無安打に終わった吉田が左前打を放って一、三塁とチャンスを拡大した。

 しかし、貧打に苦しむロッテらしく、大嶺翔の遊ゴロ併殺打の間に1点を取るのがやっとだった。

 唐川にとっては、「(これまでの)内容が内容だけに…」(伊東監督)と結果次第でファーム落ちのマウンドとなった。

 だが、この日の唐川はストレートが伸び、カーブ、スライダーの変化球も切れた。しかもコントロールも抜群だった。

 三回までピンチらしいピンチはなし。四回に先頭・安達に内野安打を許したが、小谷野を三ゴロ併殺打に切って落とした。T-岡田に四球も中島を凡退に仕留めた。

 山岡も素晴らしいピッチングを見せた。

 真っすぐにスライダーを織り交ぜて、ロッテ打線に的を絞らせない。五回に鈴木の安打から1死一、二塁としたが、落ち着いて前の打席でヒットを浴びた吉田から二ゴロ併殺打だ。

 ロッテは七回、先頭・細谷の中堅への三塁打から1死一、三塁として、代打・香月一の遊ゴロ間に1点を追加した。

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