東大40歳右腕 神宮デビューで1回4失点…東京六大学フレッシュリーグ

40歳で憧れの神宮のマウンドに立った東大・伊藤一志=神宮(撮影・出月俊成)
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 「東京六大学野球・フレッシュリーグ、東大-慶大」(15日・神宮)

 東大の40歳右腕・伊藤一志投手(3年・東海)が先発登板したが、1回4失点でほろ苦い“神宮デビュー”となった。

 1976年8月19日生まれで、一度は医大を卒業し、麻酔科医として勤務した伊藤。しかし、東大野球部員として神宮でプレーする夢を諦められず、再受験を決意。文科3類に見事合格し、15年春に野球部に入部した。

 「ピッチャー、伊藤君」のアナウンスとともに、初回のマウンドに上がった171センチ、73キロの不惑右腕。ノーワインドアップのテンポのいいフォームから投じた初球は、91キロのストライクだった。

 球速は100キロ前後がほとんど。先頭から連打に味方の失策が絡んで1点を失ったが、3番を一ゴロ、4番の鋭いライナーを反応良く捕球する投直で2死とした。

 その後、連続四球と捕逸、味方の失策でさらに3点を奪われたが、9番を107キロのボールで三ゴロに打ち取った。初回を投げ終えて降板。1回2安打4失点だった。

 東京六大学野球連盟は、昨秋までトーナメント方式で行われていた新人戦を、今春は1回戦総当たりのリーグ戦方式に変更。フレッシュリーグとして開催している。

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