ドラフト候補の履正社・安田、甲子園初アーチ狙う シート打撃でフェンス直撃二塁打

打撃練習に汗を流す履正社・若林将平=甲子園(撮影・飯室逸平)
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 第89回選抜高校野球大会(19日開幕)の甲子園練習がスタートし、昨秋の明治神宮大会の覇者・履正社は順調な調整ぶりを見せた。

 今秋のドラフト上位候補で、高校通算47本塁打を誇る安田尚憲内野手(3年)は「甲子園で活躍することをイメージしてやってきた。試合で打てるように頑張りたい」と甲子園での自身初アーチを宣言。シート打撃では8スイングして左翼フェンス直撃の二塁打など、5本の安打性の打球を放った。

 初戦は第1日第2試合・日大三(東京)戦。昨秋の東京大会決勝で早実・清宮から5三振を奪った左腕・桜井との対戦に注目が集まる。「試合の流れを変える一打、試合を決める一打を打ちたい。去年は優勝を目指していたけど、優勝できなかった。先輩の思いを受け継いでやっているので」と難敵を攻略し、同校初の甲子園優勝へ勢いづけることを誓った。

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