ロッテ ドラ1佐々木が学長賞など2冠 都内で卒業式

今年から新設された「清水安三賞」を初受賞した佐々木
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 ロッテのドラフト1位・佐々木千隼投手(22)=桜美林大=が14日、東京・有楽町の東京国際フォーラムで行われた母校の学位授与式(卒業式)に出席した。

 学園を旅立つ佐々木に“ビッグプレゼント”が待っていた。毎年、同大は当該年度卒業生で顕著な功績があった学生に「学長賞」を贈っている。

 佐々木はこの「学長賞」を受賞したが、さらに、桜美林大学の創立者・清水安三の名を冠した「清水安三賞」を初受賞した。

 昨年は首都大学野球春季1部リーグ戦でベストナイン、秋には「最高殊勲選手」「最優秀投手」に輝き、第12回関東地区大学野球選手権大会では「最優秀投手」に選出された。

 この賞は昨年の佐々木の大活躍を機に創設されたもので、今季「新人賞」を狙う佐々木には幸先のいい2冠ゲットとなった。

 「すごいビックリしました。うれしかったですね」。佐々木はキャンプ・オープン戦を通し、黒く焼けた顔をほころばせた。

 開幕1軍とともにローテ入りを狙っているが、オープン戦でも順調に実績を積み上げている。12日のDeNA戦では5回を投げて被安打8で1失点。打たれ強さもそうだが、7三振を奪った。

 母校には、「野球の技術は上がったし、スピードも出るようになった。勝てない試合も勝てるようになりました」と感謝。「でも甘く入ると打たれる。ボクの球はまだまだ。次のオープン戦でもしっかり投げたい」と喜びの日を締めくくった。

 なお、この日の学位授与式には大学院98人を含む1761人が出席した。

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