侍・藤浪が4者連続三振 WBC初登板は2回無失点

 4回、2番手で登板した藤浪=東京ドーム
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 「WBC・1次リーグB組、日本-中国」(10日、東京ドーム)

 日本の2番手でマウンドに上がったWBC初登板の藤浪(阪神)が、4者連続三振の奪三振ショーを演じた。

 先発・武田(ソフトバンク)の3回1失点の好投を受けて四回から登板した藤浪は、先頭のヤン・シュンイは初球152キロで二飛。続くル・チェンホンのセーフティーバントを藤浪は慌てることなく処理し2死とした。

 しかし、続くワン・ウェイを追い込みながら内角に抜けた153キロで死球。シュ・グイウェンにはストレートの四球で一、二塁のピンチを招いた。ここでトゥー・シャオレイを142キロのカットボールで空振り三振に仕留め無失点で切り抜けた。

 続く五回は先頭のチュ・フジャを152キロで空振り三振、ウォンは139キロのカットボールで空振り三振。最後はチャンをカットボールで見逃し三振に仕留めた。

 四回こそ制球に苦しんだが、五回は圧巻の投球だった。

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