ロッテは１０日、株式会社パシフィックリーグマーケティング社（ＰＬＭ）がパ・リーグＴＶでライブ配信する３月１８日のロッテ対巨人のオープン戦を、通常のライブ配信に加え３６０度ＶＲ（バーチャルリアリティー）パノラマでライブ配信すると発表した。

　映像はバックネット裏付近からの３６０度映像に加え、ピッチャー・キャッチャー間を捉えた映像、さらに一塁側ベンチ（千葉ロッテ）と三塁側ベンチ（巨人）の様子を捉える予定で、一度に４つの映像を楽しめる。

　今回の取り組みは、パ・リーグとして最先端のテクノロジーを取り入れ、ファンに新たな視聴体験をもたらすことが目的。

　プロ野球界初となる、一般インターネット回線を利用したＶＲパノラマでの試合映像ライブ配信で、パ・リーグＴＶ有料登録会員を対象に行われる。

　視聴方法などは以下の通り。

　【対象デバイス】ＡｎｄｒｏｉｄまたはｉＯＳ搭載のスマートフォン、タブレット。

　【視聴方法】パ・リーグＴＶで有料会員登録の上、事前に対象スマートフォンアプリをダウンロード。ＶＲ視聴デバイス（「ハコスコ」や「Ｇｏｏｇｌｅ　Ｃａｒｄｂｏａｒｄ」など）を準備し、試合当日にスマートフォン用専用アプリ「パノミル」内に表示されるリンクから該当の試合を選択する。

　【追加料金】パ・リーグＴＶ有料会員の場合は無料。パ・リーグＴＶとは、会員数約７万人のＰＣ・スマートフォン・タブレットでパ・リーグ主催試合が視聴できる、インターネット視聴サービス。

　なお、今回のプロジェクトにおいて稼働するカメラは１１台。