巻き起こせ呉旋風!創部10年目で初甲子園!エース池田「最後まで諦めない」

 第89回選抜高校野球大会(3月19日開幕・甲子園)に呉(広島)が春夏通じて初の甲子園出場を果たす。昨秋の中国大会では、投手を中心とした守り勝つ野球で広陵、広島新庄などを倒し準優勝。創部10年で聖地への切符をつかんだ。キーマンは主将の新田旬希内野手(2年)とエース左腕の池田吏輝投手(2年)だ。全国の舞台でも堅実野球で旋風を巻き起こす。

 創部10年でセンバツへの切符をつかんだ。開幕まで1カ月を切り、呉ナインの練習にも活気があふれている。

 広島3位代表として出場した昨秋の中国大会。広島新庄、鳥取城北など強豪校を倒し、準優勝に輝いた。中村信彦監督は「目立った選手は1人もいない。うちは投手を中心とした守り勝つ野球で勝ち進んだ」と振り返る。

 その言葉通り、大会でのチーム本塁打は0本と派手さはない。打ち勝つのでなく、堅実な野球で勝ち進んできた。打撃練習は徹底して低い打球を打ち、守備練習では失敗したことを反復して行う。そんなチームの軸となっているのが、主将の新田とエースの池田だ。

 新田は主将としてチームをまとめるだけでなく、試合では遊撃から的確な指示を送るゲームメーカー。安定した守備も持ち味だ。

 “中村野球”に即座に対応できているのは、高校時代に尾道商で中村監督の指導を受けていた父の影響が大きい。「父から中村監督がどういう野球をするのか聞きました。僕もここで野球をしたいと思い入学しました」と力強く話した。

 大躍進の原動力となったのがエース左腕・池田だ。昨秋の中国大会では4試合のうち3試合で完投した。昨年1月から3月までは感染症の病気でチームを離れた。「野球ができない悔しさがありました」。復帰後はこれまで以上に練習に励み、精神的にもたくましさを増した。

 5歳の時、4歳年上の兄と同じソフトボールチームに入ったのがきっかけで、中学から瀬戸内シニアに所属し野球に打ち込んだ。「地元から甲子園を目指したい」。他校からの誘いもあったが、呉で野球をすることに迷いはなかった。

 3月10日に行われる抽選会で対戦相手が決定する。池田は「相手に関係なく、自分の投球をしたい。最後の最後まで何があるのか分からないので、絶対に最後まで諦めない」と言い切った。大舞台で呉旋風を巻き起こし、同校の歴史に新たな栄光を刻み込む。

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