ロッテ大嶺祐が離島訪問 総勢12人の小中学生とふれ合い「来て良かった」

別れを惜しむ子どもたちと大嶺祐
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 ロッテ・大嶺祐太投手(28)が石垣島キャンプ休日のこの日、離島の黒島を訪問し、黒島小中学校の生徒12人と交流した。

 黒島は石垣離島桟橋からフェリーで約40分、一周17キロの小島だ。島民は約210人だが、黒毛和牛が約3000頭飼われている。信号機のない、のどかで静かな島だ。ハート型の形から「ハートアイランド」とも呼ばれている。

 黒島小中学校の生徒は小学生8人、中学生4人で総勢12人。大嶺祐は、「黒島に来たのは初めてです」。島訪問は昨年の小浜島に続いて2度目だ。

 島には野球チームがなく、経験者は1人だけだったが、野球教室ではキャッチボールで児童たちを指導。質問コーナーでは「小さい時から努力してきたことは?」に、「正直に答えます。ありません」と笑わせると、さらにこう話した。

 「(高校の時の)監督が厳しかった。朝7時から練習して夜9時まで続いた。努力する体力がなかった。ご飯を食べて寝ていました」。

 「憧れていた選手は?」には、「阪神の金本さん、巨人の高橋(由伸)さん。ああいう選手になりたいと思っていた」と少年時代の思い出を明かした。

 児童たちのお礼の「満月祭太鼓」に熱心に耳を傾けて、給食をともにした。

 16日からはキャンプも最終クール。「楽しかった。普段野球に触れあう機会のない子どもたちとキャッチボールができた。来てよかった」。

 子どもたちに英気をもらって、大嶺祐が優しい笑顔を見せた。

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