広島の野村祐輔投手(27)が13日、東京都府中市にある母校の明大グラウンドで自主トレーニングを公開した。今季は先発陣のキャプテンを任され「一生懸命、がむしゃらな姿で引っ張っていきたい」と抱負を語った。
昨季は最多勝と勝率第1位の2冠に輝く一方で、完投は1、投球回数も152回2/3にとどまった。課題は百も承知で「終盤を任せてもらえる投手」を目標に直球の質の向上に取り組んでいる。引退した黒田博樹さんに代わる大黒柱として期待は大きく「楽しみもあるが、不安が勝っている。不安を消すには練習しかない」と気を引き締めた。