阪神などがドラフト上位候補に挙げる奈良学園大・宮本が始動
阪神などが今秋ドラフトの上位候補にリストアップする奈良学園大・宮本丈内野手(3年・履正社)が11日、生駒郡三郷町の奈良学園大グラウンドで始動した。
今年はキャプテンに就任することが決定。大学野球ラストイヤーに向けて「4年間で一番いい年にしたい。ギリギリのプレーでもセーフになれるように、全力で行く姿を見せたい。内野安打の1本にも泥臭くこだわっていく」と、目標のプロ入りへ集大成を見せることを誓った。
宮本は俊足巧打の遊撃手。奈良学園大では1年春からレギュラーとなった。昨年6月の大学野球選手権準々決勝・関西国際大戦では、延長十一回に大会史上初のサヨナラ満塁本塁打を放つなど、同大会で2本塁打を放ってプロの注目を集めた。リーグでは2度の首位打者に輝いており、通算78安打。今年は近畿学生野球連盟記録の113安打達成を狙う。