今季、最多勝と最高勝率の２冠を獲得したソフトバンク・和田毅投手（３５）と、故障からの復活を期す巨人・杉内俊哉投手（３６）が１７日、熊本地震からの復興を支援するため、熊本市内で行われた野球教室に参加し、来季の同級生対決に強い意欲を示した。

　２人はソフトバンクで強力な先発陣を形成してきた間柄。「対戦できたら、どういう気持ちになるか楽しみ」と和田。昨年１０月に右股関節手術を受け、今季は１軍登板ゼロだった杉内は「投げ合って勝ちたい。年々同級生が減る中で、１年でも長くやっていきたい」と話した。

　この日は、米大リーグ・カブスからＦＡになった川崎や、今季限りで現役を引退した前ヤクルトの新垣渚氏らが一堂に会し、「懐かしいな」と昔を振り返りながら語り合っていた。