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軟式野球ボールが新規格に…低バウンド&飛距離UPで硬式に近く

軟式野球の新意匠ボール(右)と6代目までの過去の公認球
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 全日本軟式野球連盟と野球ボール工業会は1日、都内で会見し、軟式ボールの新意匠の概要を発表した。

 従来のA号(一般向け)、B号(中学生向け)、C号(小学生向け)を、M号(=メジャー、中学生以上向け)、J号(=ジュニア、小学生向け)に変更。バウンドの高さは約15%抑える一方、変形しにくくすることで空気抵抗を減らし、飛距離アップを実現した。衝撃値は約1%増と安全性はそのままに、打球感などをより硬式ボールに近づけた。

 新意匠は2005年以来となり、次世代ボールで7代目。発売時期は、M号が17年12月、J号が18年後半の予定で、価格も現行ボール程度(A号600円)となる見込みだ。

 中学生向けの規格を一般向けに統一した経緯について、全日本軟式野球連盟の宗像豊巳専務理事は「中学生の体格は(対象のボールを導入した約60年間で)大きく伸びた(身長16・9センチ、体重14・2キロ増)ので」と説明。B号からM号では、大きさが70ミリから72ミリに、重さは135グラムから138グラムに、それぞれ増すが「身長、体重、手の大きさなども加味して、多面的に判断した」とした。

 軟式野球の競技者・愛好者からは低バウンドのボールを要望する声が多く、競技指向の高まりも新意匠に反映された。宗像専務理事は「中学野球から高校野球といった、軟式と硬式の相互移行が図りやすくなる。『軟式だから』、『硬式だから』といった技術や野球の差もなくなる。時代の変化に柔軟に対応し、安全・安心なボールを作ろうということ」と、狙いを明かした。

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