早実 清宮の強烈二塁打から2点を追加

3回、野村の適時打で生還する清宮(右)=神宮球場
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 「明治神宮野球大会・高校の部・準決勝、早実-福岡大大濠」(14日、神宮球場)

 40年ぶりの優勝を目指す東京代表の早実は初出場の九州代表・福岡大大濠と決勝進出をかけて対戦。主将・清宮幸太郎内野手(2年)が「3番・一塁」で先発出場。1-0で迎えた三回の第2打席で中前への強烈な二塁打を放った。

 1死無走者で相手のエース・三浦銀二投手(2年)の3ボールからの内より速球をたたくと、カット打球となったライナーが二塁手の差し出すグラブをかすめて外野へと転がった。清宮は全力で二塁へ駆け込んだ。

 早実は続く4番・野村大樹内野手(1年)の左中間適時三塁打などで2点を追加した。福岡大大濠の三浦は前日(13日)、四国代表・明徳義塾(高知)の打線を4安打7奪三振で完封している。

 清宮は初回の第1打席は1死二塁で四球を選び出塁。三浦のフルカウントからの変化球を見極めた。直後に野村の中前適時打で1点を先制した。

 清宮はこの試合までに昨夏の甲子園2本塁打を含む高校通算75本塁打を記録しているが、神宮球場ではまだホームランを放っていない。

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