西武の本田圭佑 豪州WLで武者修行 辻監督も期待「楽しみな存在」

 西武で来季2年目の本田圭佑(23)、野田昇吾(23)の両投手が、オーストラリアでのウインターリーグ(WL)に派遣されることが6日、分かった。ともに今季1軍デビュー。飛躍が期待されるコンビに加え、来季から捕手に転向する駒月仁人外野手(23)が異国で武者修行に挑む。

 本田は現在、メキシコで開催されているU-23(23歳以下)ワールドカップ(W杯)に出場中。ニカラグアとの開幕戦に先発して7回無失点と好投するなど日本の決勝進出に貢献しており、辻監督は「先発の一角として楽しみな存在」と来季への期待を寄せている。

 野田は貴重な左のセットアッパーとして今季は22試合で防御率3・93の成績を残した。6日は秋季キャンプのシート打撃に登板。力強い投球で首脳陣にアピールした。過去には菊池らがオーストラリアWLに参加。貴重な経験を積むため、3人は今月中旬に現地へ向けて出発する予定だ。

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