日本S予告先発規定を巡り激論…先発回避後の登板禁止期間で

 日本シリーズの監督会議が21日、マツダスタジアムで行われた。広島・緒方監督が提案した予告先発は実施が決定したが、その規定を巡り緒方監督、日本ハム・栗山監督と日本野球機構(NPB)の間で議論が白熱する場面があった。

 12球団で定めた規定では公式打順表交換後、やむを得ない理由で先発を回避した場合、その日を含め3日間は登板できない。両監督はこのシリーズに限り、翌日から登板可能とすることを提案したが折り合わず、会議中にはまとまらなかった。

 会議後、NPBが検討した結果、レギュラーシーズン中と同様のルールで行われることが決まった。井野審判技術委員長は「色んな話し合いの結果、決まったこと。日本シリーズだけで変えることはできない」と説明。両監督も納得した。

 また、雨天などで順延した場合でも日程を詰めず、第2戦と第5戦の後に必ず移動日を設けることなどが確認された。

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