ヤクルト ドラフト隠し玉に広島経大のドクターK・尾仲

 ヤクルトが、20日のドラフト会議で広島経大・尾仲祐哉投手(21)の指名を検討していることが17日、分かった。

 尾仲は身長172センチと小柄ながら、140キロ台後半の直球とカットボールが武器の右腕。6月の全日本大学野球選手権1回戦(対九国大)では最速149キロを計測し、八回まで毎回の14三振を奪った“広島のドクターK”だ。球団の評価は高く、“隠し玉”としてリストアップした。

 今季は、両リーグワーストの防御率4・73で5位に低迷。この日、都内で行われたスカウト会議ではドラフト1位指名候補として佐々木(桜美林大)、田中(創価大)、山岡(東京ガス)らの投手をリストアップ。即戦力の逸材を獲得して投手陣の強化を図る。

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