広島新庄・エース堀は決勝登板せず…迫田監督「無茶できない」

ベンチ前から閉会式を見つめる広島新庄・迫田監督=岩手県営
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 「岩手国体・決勝 履正社14-6広島新庄」(5日・岩手県営)

 広島新庄の迫田守昭監督は、登板しなかったエース・堀瑞輝投手の起用法について「日程の関係で(昨日が)ああいう形になってしまった。普通の日程なら(登板も)考えたけど、これからのこともあるし、無茶できない。きょうは休ませようと思ってました」と明かした。

 堀は前日の2回戦で東邦打線を相手に毎回の14Kを奪って1失点完投。ダブルヘッダーとなった準決勝では七回1死三塁からリリーフ登板し、2回2/3を4奪三振、無失点と好投していた。

 疲労度などを考慮し、この日の登板回避を決断。九回2死から代打での起用をつげたが、打席は回らず、ネクストサークルでゲームセットとなった。

 本人は「疲れてはいなかった。最後なので投げたかったですけど」と苦笑い。ただ起床時間になっても起きられず「爆睡してました。朝ご飯を食べれませんでした」と語るほど疲れは残っていた様子だ。

 「甲子園にも行けたし、最後も国体で決勝まで来れて楽しかったです」と笑った堀。試合後には履正社・寺島と帽子を交換して記念撮影を行った。高校生活で培った自信を胸に、10月20日、運命のドラフト会議を迎える。

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