日大・京田に虎スカウト4人 凡打を内野安打に変える脚力

 「東都大学野球、専大8-7日大」(4日、神宮球場)

 専大がシーソーゲームを制して先勝。上木健晴捕手(4年・大垣日大)がサヨナラ適時打を放った。日大は開幕3連勝でストップ。国学院大は快勝。ドラフト候補の久保田昌也外野手(4年・龍谷大平安)が、先制適時打を含む2安打2打点と活躍した。

 今秋ドラフト1位候補の日大・京田陽太内野手(4年・青森山田)が、一度は逆転劇を演出した。1点を追う九回先頭で三塁前へのボテボテのゴロを内野安打に。この一打を口火に試合をひっくり返したが、その裏にまさかの再逆転を許した。

 「内容はよくなかった」との言葉通り5打数1安打。それでも、凡打を安打に変える50メートル走5秒9の快足は魅力だ。和田SAら4人態勢の阪神など8球団のスカウト陣が視察。西武・鈴木球団本部長は「足と肩はA、守備はスーパー」と評価した。京田は「明日もある。守備からリズムを作って勝っていきたい」と前を向いた。

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