巨人 クルーズショック払しょくへ 岡本、山本が1軍合流

 巨人・高橋由伸監督(41)が4日、“クルーズショック”払しょくのため、岡本和真内野手(20)と山本泰寛内野手(22)の若手2選手を1軍に合流させた。長距離砲の岡本について「旬なんで。状態もいいでしょうから」と語り、起爆剤としての活躍を求めた。

 重苦しい空気が一変した。東京ドームで行われた練習の開始前。遠征先から緊急帰京した岡本は円陣の中央に立ち、「宮崎から帰ってきた反町隆史です」とあいさつ。イケメン俳優になりきる持ちネタで先輩の笑いを取り、いきなり“役割”を果たした。

 3日、正二塁手のクルーズがこれまでの練習や試合での緩慢な態度を問題視され、事実上の“追放”。出場選手登録から外れ、CSファーストSの欠場が決まった。指揮官は野手の選手層を厚くするため、1日のファーム選手権のソフトバンク戦でMVPに輝いた岡本とルーキーの山本を招集。出場選手登録の見通しについて「直前まで考えたい」としながら、山本は二塁の先発候補、岡本は代打要員で計算している考えを明かした。

 練習で声を張り上げて盛り上げ役に徹した岡本は、「一球一球を大事にしたい」と意欲満々。助っ人の穴を勢いあふれる若手が埋め、DeNAに立ち向かう。

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