市尼崎の夏春連続出場が絶望的に

 「秋季高校野球兵庫大会・準々決勝、報徳学園4-2市尼崎」(25日・明石トーカロ球場)

 夏春連続出場を目指した市尼崎は、準々決勝で報徳学園に逆転で敗れ、来春センバツの出場が絶望的となった。今夏、甲子園でベンチ入りしたメンバーが6人、スタメンに名を連ねたが竹本修監督(50)は「悔しい負けです」と唇をかんだ。

 序盤から試合を優位に進めた。エースの辻井は「丁寧に投げていたと思う」と指揮官が表したように、相手打者の懐を的確に攻めた。だが試合の流れが変わったのは2点リードの七回。無死一塁から相手の犠打が小フライとなり、併殺で2死を奪った。

 だがここから四球、失策、四球で満塁のピンチを招き、暴投で1点差に迫られた。さらに逆転の右前2点打を浴び、試合をひっくり返された。「難しい打球でしたけど、失策がなければ0点。辻井はピンチになるとどうしても慌ててしまう。その辺りが課題です」と竹本監督は言う。

 この敗戦で、目標は2年連続となる夏の甲子園へ向いた。辻井は身長180センチから最速142キロの直球を投げ込むだけに「順調に伸びてきている。ピンチの時にどうするか。そこを課題に夏まで試合を重ねながら」と指揮官は視線を切り替えた。

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