日本ハム武田勝が引退会見 「やりたいという気持ちがなくなった」

引退会見を終え、花束を手に涙をこらえる武田勝(撮影・出月俊成)
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 日本ハム・武田勝投手(38)が23日、札幌ドーム内で記者会見を開き、今季限りでの引退を表明した。

 2005年に大学・社会人ドラフト5巡目で入団し243試合に登板。82勝61敗1セーブ。防御率3・02。日本シリーズには4度出場するなど、ローテ左腕として活躍。2013年には開幕投手を務めた。

 「11年間、幸せな時間でした。本当にありがとうございました。ここ2、3年は自分はまだまだできる、誰にも負けないつもりでやってきましたが、だんだん若手を応援している自分に変わってきて、まだまだやりたいという気持ちがなくなったのがユニホームを脱ぐ理由です。ルーキーの年から使っていただき、チームとともに、ファンとともに成長させてもらって気づいたら武田勝は大きくなっていました。ファイターズは僕を導き出してくれ、いい仲間とめぐり合わせてくれたかけがえのないチームです。11年、スピードも身長も筋力もなくプレーしてきましたし、まずはこの体を休めたいと思います」とコメント。9月30日のロッテ戦では引退セレモニーが予定されている。

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