30盗塁へ王手のヤクルト・山田が一塁けん制死 ヘーゲンスの高速けん制に帰塁できず
「ヤクルト-広島」(4日、神宮球場)
広島の先発・ヘーゲンスが、トリプルスリーに“王手”を懸けている山田の足を封じた。
初回2死から、山田に四球を与えたヘーゲンスだが、続く4番のバレンティンを迎えると、一塁へ2度、けん制球を投じ、30盗塁へあと1つとしている山田の動きをけん制。
バレンティンへの初球はボールになったが、ここも高速クイックを披露し、山田に走る隙を与えなかった。
さらに2球目を投じる前にも一塁へけん制球。逆を突かれた山田は帰塁が遅れて、タッチアウト。2死一塁の場面だけに、山田にとっては絶好に盗塁機だったが、ヘーゲンスの素早いけん制&クイックの前にここは自慢の足を披露できなかった。