「日本ハム４－２ソフトバンク」（２１日、札幌ドーム）

　ソフトバンクのリーグ３連覇へのマジックナンバー点灯は、２３日以降に持ち越しとなった。一度は２点差を追い付いたが、試合の流れは変えられず３連勝を逃した。６年ぶりの日本ハム戦負け越しが決まった。工藤監督は「うまくいかないこともある。全チームに勝ち越さないと優勝できないわけじゃない」と首位攻防戦を２勝１敗で終えた収穫を強調した。

　２０日に逆転の２点二塁打を放った長谷川を、古傷の右足首の状態を考慮して先発から外し、代打でも起用しなかった。工藤監督は「無理すれば出られるが貴重な戦力だから」と先のヤマ場を見据えている。腰痛を抱える４番内川を含め、終盤戦に向けての主力の起用法が問われる。