「楽天１－２日本ハム」（１４日、コボスタ宮城）

　楽天・辛島航投手は好投むなしく日本ハム・大谷の一発に泣いた。１点を先制した直後の六回１死三塁から、１２４キロスライダーを痛打され、逆転２ランとなった。

　「あの１球が悔やまれます。点を取ってもらった直後でしたし…。同じことの繰り返しでチームに申し訳ない」とガックリ。打線も１点を取るのが、やっとだった。前夜のエース則本に続いて、辛島も打線に見殺しにされた格好だ。

　「先制直後の大谷の一発は痛かったけど、辛島はよく投げてくれた。チャンスで３番、４番、５番が仕事ができなかった」と梨田監督。コボスタ宮城には球団史上最多の２万６７９５人が詰めかけただけに「来ていただいたファンに申し訳ない」と頭を下げた。