盛岡大付・菅原V弾 バスターが入った!「100点満点です」

 「全国高校野球・1回戦、盛岡大付8-6九州国際大付」(7日、甲子園球場)

 盛岡大付(岩手)は九州国際大付(福岡)とのシーソーゲームを制し、2回戦へ駒を進めた。

 バスターで捉えた打球は、大歓声とともに左翼席に消えた。同点の九回1死。「塁に出ることだけを考えた」と打席に入った盛岡大付・菅原優輝内野手(3年)が、勝負を決める公式戦初アーチ。自身初の4安打のおまけつきで「100点満点です」と表情が自然と緩んだ。

 今夏の岩手大会から追い込まれた時にバスターを選択している。「当たる可能性が高いので」。自慢はチーム一の50メートル5秒7の走力で、これまでの通算本塁打は練習試合の5本。「バスターであれほど飛ばしたことはない」と興奮を隠せない。

 自らの活躍で“兄超え”を果たした。6人兄弟の三男。長男・甲子郎さん(32)と次男・利満さん(28)はともに盛岡大付で甲子園出場も未勝利。岩手大会前に激励を受けて以降、顔を合わせていないが「(兄超えを)目指してきたのでうれしい」と声を弾ませた。

 創志学園との次戦に勝てば、同校史上初の聖地2勝となる。「次の試合も集中して、歴史を変えたい」。14安打8得点と爆発した打線の主役は「次の試合も集中して、歴史を変えたい」と力強く言い切った。

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