G小林誠、スクイズ失敗後に千金同点弾

 「巨人10-7DeNA」(10日、東京ドーム)

 着弾の瞬間、本拠地のG党は総立ちとなった。巨人・小林誠が3点を追う五回1死一、三塁で1号同点3ラン。逆転勝利を呼び込む一発で、今季4度目の同一カード3連勝に貢献し「思いきっていけて良かった」と端正なマスクを緩めた。

 汚名返上の一発だった。1点を追う三回1死三塁。同点をかけたスクイズは失敗。再び巡ってきた五回の絶好機に、昨季までチームメートだった久保裕の低めスライダーを仕留めた。左肩甲骨の骨折から8日に2週間ぶりに1軍復帰。バットでも存在感を示した。

 この一発が七回の相川の決勝打へとつながり“捕手コンビ”でお立ち台へ。「一緒にお立ち台に上がれてうれしい」。オフの自主トレも共に行い、現在も貴重なアドバイスを受け続けている先輩との“共演”を喜んだ。

 チームは14安打10得点。高橋監督は「今年初めてと言ったら言い過ぎかもしれないが、打線がカバーした」と目を細め、ヒーローを「期待以上。最高の結果を出してくれた」とたたえた。12日からは広島戦。最高の状態で敵地へ乗り込む。

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