オリックス“珍事”20戦連続猛打賞なし…クラークついに2軍降格
「オリックス2-5ソフトバンク」(6日、京セラドーム大阪)
2安打を放っていた駿太の第4打席は九回1死。サファテに対し11球粘ったが二ゴロ。そのまま試合は敗戦。これでオリックスは、6月5日・ヤクルト戦(神宮)でT-岡田、中島の2人が4安打したのを最後に、チームから20試合連続で猛打賞が出ない“珍事”となってしまった。
福良監督は「粘りも出てきたし、いい形になってきた。駿太にしても最後、ヒットにはならなかったけどね」と前向きに捉えた。8安打で2得点ながら、下位から好機をつくる形もできてきた。
悔やまれるのは三回。1点を返してなおも2死満塁でクラークの場面。ベース前でワンバウンドする変化球を空振り三振した。指揮官は「その前に振ってほしかった」と、見逃し2球で追い込まれたことに苦言を呈し、2軍降格を決めた。