山田G倒V弾!キング独走10差27号

 「ヤクルト2-1巨人」(2日、秋田こまちスタジアム)

 ライナー性の打球が、秋田の夜空を切り裂いた。1-1の八回。ヤクルト・山田哲人内野手が宮国の変化球を鋭いスイングで捉えた。逆風に負けず、低い弾道で左翼ポール際に運んだ。

 「入るとは思わなかった。難しいことを考えず、シンプルに自分のスイングをしようと思っていた」。信念を貫いた結果が決勝のソロアーチにつながった。

 昨年5月10日・中日戦に続く2年連続の“秋田弾”。「去年も本塁打を打った。秋田の水に合っていると思う」とお立ち台で言って、地元のファンを喜ばせた。打率・341、27本塁打、66打点で堂々の三冠。本塁打は2位のビシエド(中日)と筒香(DeNA)に10本差を付け独走態勢に入った。

 連勝でチームは最下位ながらも2位・DeNAに2ゲーム差に迫った。「最後まで何があるか分からない。最後まで諦めずに野球をしたい」。4番が絶好調のバットで、燕軍団を上位に押し上げる。

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