オリックス 苦手・大谷つぶしに全力
オリックス・福良淳一監督(55)が23日、リーグ戦再開となる24日からの日本ハム3連戦に向けて“大谷つぶし”を浮上のきっかけにする考えを示した。
26日(京セラドーム)の先発が予想される大谷。投手としては今季初対戦となるが、デビュー以来、7試合で0勝6敗と大の苦手。さらに24日(ほっと神戸)は野手としての出場も見込まれている。こちらも今季カード別最多の4本塁打を浴びるなど、カモにされている。
指揮官は二刀流の両刀封じを課した。まずは投手。「あれだけの投手、ワンチャンスをどうモノにするか。プレッシャーを掛けられるか」と足、小技を絡めて攻略の糸口を探る。打者についてはズバリ「攻めきれ!」だ。これまで“当てたらいけない”という思いから甘くなって打たれてきた。「当てろとは言わないけど、厳しいところをいかないと抑えるのは難しい。逃げたらやられる。攻めないと」と内角攻めの徹底を口にした。
借金17の返済は簡単ではないが、大谷攻略で勢いを付ける。