岡本が由伸G救った!49回ぶり適時打

 「オープン戦、西武2-3巨人」(13日、西武プリンスドーム)

 期待の若手が巨人打線を救った。岡本和真内野手が五回、1死二塁で岸から三塁線を破る同点適時二塁打を放った。チーム全体で25イニングぶりの得点、49イニングぶりの適時打だったが、「『チームで適時打が出てないから絶対に打たないと』とかではなくて、どうにかして走者を進めることを考えていました」と冷静に振り返った。

 この日まで引き分けを挟んで5連敗。貧打に苦しんだ試合が続いたが、岡本の一打で光が差し込み、高橋監督も「点が入って良かったですね。(岡本は)思い切ってどんどん打ってくれればいいし、これを続けてくれれば」と安どの表情を浮かべた。

 岡本にとっても、大きな適時打だった。ここまでオープン戦に全試合先発出場しているが、2試合連続安打はこの日が初めて。開幕スタメンへ一歩前進し「とりあえずこれを続けていけるように、コンスタントに1試合1本打てるようにしていきたい」と言葉に力を込めた。

 正三塁手を争うライバル・村田も意地を見せた。同点で迎えた七回2死満塁、外角低めの直球をうまく捉え、逆転の2点右前適時打。これには指揮官も「何年もやっている選手はちょっと違うな、と感じました」と目を細めた。若手とベテランの融合がもたらした久々の勝利。これを弾みにしたい。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

野球最新ニュース

もっとみる

    スコア速報

    主要ニュース

    ランキング(野球)

    話題の写真ランキング

    写真

    デイリーおすすめアイテム

    リアルタイムランキング

    注目トピックス