日本ハム・大谷、対左も選球眼バッチリ

 「オープン戦、日本ハム5-3DeNA」(5日、札幌ドーム)

 今年は左投手も苦にしない。日本ハムの「5番・指名打者」でフル出場した大谷が、成長した姿を見せた。七回1死一塁、カウント3-1からの5球目、左腕・福地のきわどい外角直球を悠然と見送り、四球。「左の逃げていくボールがしっかり見れている」と胸を張った。

 昨季は左投手時にスタメン落ちが多かった。右投手が91打席に対し、左投手は28打席。その悔しさがあるだけに「自分がしっかり打てれば(左投手でも)出られる」と言い切る。

 この日は無安打に終わるも2四球を選んだ。4年目の今季、左投手が投じるボールの見極めが大きな課題だっただけに、しっかり見極めたことは今後への自信につながった。

 試合後は大野とともにトークショーに参加。調整段階の2日・巨人戦で自己最速タイの162キロを計測したことに「まだ100ではない。あと1キロはなかなか超えられないけど、頑張りたい」と誓った。投手として順調に調整を進める二刀流。打撃でも課題をクリアし、今季は投打ともキャリアハイを目指す。

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