清原容疑者、覚せい剤使用認める

 2日に覚せい剤取締法違反(所持)容疑で警視庁に現行犯逮捕された元プロ野球選手の清原和博容疑者(48)が、覚せい剤の使用を認める供述をしていることが3日、分かった。取り調べに対し、清原容疑者は「自宅にあった注射器やパイプは覚せい剤をやる時に使っていたものです」と供述。また、1月中旬には、都内で奇行が目撃されていたことも判明した。

 プロ通算525本塁打を放った希代のスラッガーの体は、薬物に汚染されていた。自宅での現行犯逮捕から一夜明け、清原容疑者は取り調べに対し「自宅にあった注射器やパイプは覚せい剤をやる時に使っていたものです」と供述。「所持」だけではなく「使用」も認めた。

 自宅からは注射器3本やストローとパイプ1本などが押収された。パイプは黒ずんだ状態だったことが判明。摂取方法についても「腕に注射したり、ガラスパイプであぶって吸ったりしていた」と供述している。

 警視庁は、清原容疑者が覚せい剤を常習していた可能性もあるとみて経緯を調べており、尿鑑定の結果を待って使用容疑でも立件する方針。警視庁によると、2日夜に家宅捜索に入った際、清原容疑者は1人で、注射器とストロー1本ずつを左手に持っていた。テーブルの上には袋に入った覚せい剤があった。

 また、注射器3本のうち1本は袋に入った状態で、覚せい剤とともに置かれていた。覚せい剤は結晶の状態から、使いかけとみられるという。

 自らの言葉で覚せい剤の使用を認めた清原容疑者だが、1月中旬には奇行が目撃されていた。東京・台場で駐車中の車内にいるところを通行人が発見。通行人によると、清原容疑者は突然にやけだすなど不審なしぐさを見せ、その後、車内から出てくると、ふらつきながら歩行していたという。この行為が覚せい剤の影響だった可能性もある。

 自身の愚行は、愛息の気持ちも踏みにじった。1月21日に東京・六本木の高級焼き肉店で息子2人と食事しているところを目撃されている。居合わせた客によれば、清原容疑者はスーツ姿で、不審な様子は見られなかったという。ブログでたびたび子どもへの思いをつづっていたが、食事を楽しむ一方で、この時すでに薬物に染まっていた可能性は高い。

 清原容疑者の自宅は東京都港区にある短期滞在型のマンション。2014年9月の離婚後、1人暮らしだったとみられ、逮捕時も1人でいたという。周辺住民によれば、週末になると1人で出歩く姿が目撃されていた。近所に住む女性は「いつも1人でしたよ。特別おかしい様子はなかったんですが…」と表情を曇らせた。

 キャンプインしたばかりの球界を大きく揺るがした逮捕劇。輝かしい実績から遠くかけ離れた孤独が、自らを破滅に追い込んでしまったのか。球史に残るスーパースターが犯した行為の代償は、とてつもなく大きい。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

野球最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(野球)

    話題の写真ランキング

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス