巨人・高橋監督 松井臨時コーチと会談
「巨人春季キャンプ」(1日、宮崎)
巨人・高橋由伸監督(40)が1日、臨時コーチの松井秀喜氏(41)と“長時間会談”を行った。打撃練習を眺めながら約1時間20分も話し込み、選手個々の課題や強化方針について意見交換した。
雨にたたられたキャンプ初日。高橋監督と松井氏は室内練習場の打撃ケージ裏で肩を並べ、昨季は不振に苦しんだ坂本や長野、期待の岡本らのスイングに視線を送り続けた。
会話の内容について高橋監督が「目の前の選手について、ああだこうだという話もしましたし、昔話もしました」と言えば、松井氏は「忘れちゃったよ。最近、忘れっぽくて」とニヤリ。両者とも詳細は明かさなかったが、松井氏が臨時コーチを務める2週間の強化策を決めたもようだ。
松井氏が臨時コーチを務めるのは14年以来。初日は坂本や片岡に指導する場面も見られたが、現状の把握に多くの時間を割いた。「明日からもう少しコーチらしい仕事ができれば」。強打復活へ、ゴジラが本格的な指導を開始する。