楽天の新外国人ジャフェット・アマダー内野手（２９）が２９日、コボスタ宮城隣接のイーグルスドームで同じく新加入のリズ、ブリガムとともに入団会見を行った。日本球界最重量となる体重１３５キロの助っ人は昨季メキシカンリーグで本塁打と打点の２冠を獲得。現在改修中のコボスタ宮城の左中間方向にはリニューアル後に観覧車ができるが、「当てられたらすごくうれしい。挑戦してみたい」と直撃弾をブチ上げた。

　自慢の打棒をとどろかせる。これまでの最長飛距離について「測ったことはないけど、５００フィート（約１５２メートル）くらいは行ったと言われている」とアマダー。そのときは、もちろん場外弾だったという。新装本拠地でも、規格外の一発を放つ可能性は十分だ。

　この日のためにそろえたイーグルスカラーのシャツはＸＸＬサイズ。「メキシコには、もっと体の大きな人がたくさんいる。弟も僕より大きいし、体が大きいことに注目されるのは慣れているよ」。巨体だけでないスケールの大きさを見せつける。