巨人がクルーズ獲得へ 年内に決定か
巨人が前ロッテのルイス・クルーズ内野手(31)の獲得に乗り出していることが8日、分かった。一両日中にも本人と接触する予定で、堤GMは「これから本格的に交渉したい。年内には決めたいなと思っている」と話した。
クルーズは今季までロッテに2年間在籍。今季はゴールデングラブ賞を受賞するなど堅守が売りだが、堤GMは「守備力ではなくて、彼は打点、殊勲打が多い」と勝負強さを評価。「6、7番で(打線に)厚みが出る」と期待した。
今季、チーム打率はリーグ最低の・243で「もう一度、競争の原理を内野に持ち込まないといけない」と堤GM。FAで西武から移籍した脇谷に加え、クルーズ獲得となれば、内野陣は激しい競争下に置かれることとなる。
外国人野手はアンダーソンの残留が決まっており、クルーズとともに、もう1人を獲得する予定。V逸の要因となった打線強化へ向けた補強は、まだまだ続いていく。