巨人・井端が引退、コーチ就任決定的

 巨人・井端弘和内野手(40)が24日、都内の球団事務所で記者会見を行い、今季限りでの現役引退を発表した。同い年の高橋由伸外野手(40)が23日に巨人の新監督に就任し、現役引退を決めたことで、井端も引退を決断した。今後は高橋監督のもと、1軍内野守備走塁コーチとしてチームを支える。

 涙はなく表情は晴れやかだった。「18年間、お世話になりました」。中日で16年、巨人で2年。幾多の名場面をつくってきた男がユニホームを脱いだ。

 決断は一瞬だった。「2年前に巨人に来て、同級生の由伸…って言っていいのかな。由伸より先に辞めることがあっても、長くやることはないと思っていた」。井端にとって、高橋監督は「僕らの世代のスーパースター」。23日に高橋監督から指揮官就任の連絡を受けた際、「すぐに僕も辞めようという気になって球団に電話した」と振り返った。

 通算1912安打。2000安打達成まで88本だったが「それよりは(先に辞めると)決めたことを裏切れなかった」と、記録よりも自らの誓いを選んだ。「彼を初めて見たのが高校1年。とてつもなく大きい本塁打を打った。毎年試合もさせてもらって、どんどん成長する姿を見てきた。最後に一緒にプレーできて、これほど素晴らしいことはない。彼のおかげでいい野球人生を送れた」。高橋由伸へのリスペクトが、井端を支えてきた。

 今後について「まだ何も考えていない」としたが、来季の1軍内野守備走塁コーチ就任が決定的。第2の野球人生は、尊敬する由伸監督のサポート役だ。

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