日本ハム代打・大谷が意地のタイムリー
「日本ハム2-6ソフトバンク」(21日、札幌ドーム)
日本ハムは引き分けを挟んでソフトバンク戦5連敗。敗戦の中、代打・大谷が意地の適時打で存在感を示した。
5点差をつけられた七回1死一、三塁。大谷が打席へ向かうと、札幌ドームに歓声が響いた。2ストライクからの3球目。追い込まれながらもスライダーを強振。鋭い打球が右前で弾んだ。「少し甘いところだったので、ラッキーでした。追加点が欲しかったので、後につなげられてよかったと思います」。8月13日・西武戦以来の打点。今季代打では19打数7安打で打率・368、2本塁打、7打点。勝負強さ健在をアピールした。
CSでも野手出場日は代打での出場が濃厚だ。「点を取る形で勝機を見いださないといけないから」と栗山監督。切り札の活躍に目を細めた。